スパイウェアとは

PC利用者の行動形態や個人情報を収集するような行為を行うアプリケーションソフトをスパイウェア(Spyware)と呼んでいます。
収集された情報は、スパイウェアの作成者(会社)に送信され利用されます。
収集される情報は、PCに格納されている個人の情報やメールアドレス、利用者が訪れるサイトの嗜好情報、さらにはキー入力履歴が含まれることもあります。

ウィルスとは違うの?

破壊活動や他への感染行為を行うわけではありません。
また、スパイウェアには"違法性"がない場合が多いのです。というのは、スパイウェアは、利用者が別のアプリケーションソフトをインストールする際に一緒にインストールされるからです。利用者は、目的のアプリケーションをインストールする際に表示される「許諾条件」に同意して、目的のアプリケーションをインストールするわけですが、「許諾条件」をすべて呼んで理解してから「同意する」のボタンをクリックするでしょうか。ほとんど読まずに同意してしまうものです。実は、この「許諾条件」に別なソフト(スパイウェア)がインストールされることが書いてあるのです。したがってフリーウェアをインストールする際には十分な注意が必要です。

スパイウェアがインストールされると

メールアドレスなどが流出すれば、迷惑メール(スパムメール)が送られてくるでしょう。
スパイウェアは、ウィンドウなどが開かずにバックグラウンドで稼働しているので気付きにくいのですが、以前より動作が重くなった様な気がする場合は、スパイウェアの存在を疑ってみる必要があります。

スパイウェアを削除するには

有料・無料のツールがあります。
削除に際して気をつけてほしいのは、スパイウェアを削除すると、それと組でインストールされたアプリケーションも使用できなくなることがあるということです。
無料のツールには次のようなものがあります。
Spybot