トラブル対処手順
ADSLを導入したのだけれど快調ではないという場合、以下の手順で対処してみてください
また、現在の自分の通信環境を把握したいという場合も以下の手順を参考にしてください
ADSLモデムからリンク速度や伝送損失等を計測します
モデムごとの計測方法は こちら を参照してください
↓
電話回線の線路情報(局舎からの距離と伝送損失)を確認します
NTT東日本
NTT西日本
↓ 損失値はモデムから得られた値をもとにします
↓ モデムから得られなかった場合は線路情報を参考にします
↓
NTT東日本が公表している 伝送速度と伝送損失の関係(目安) に
これまでで得られた値をあてはめてみます
↓
インターネット上の実効速度を計測してください
Speed Test
Broad Land スピードテスト
ブロードバンド スピードテスト
RBB TODAY 速度計測サイト
インターネット回線速度調査
BNR スピードテスト
↓ 速度は測定サーバの場所等により変わります
↓ いくつかのサイトで計測することをお薦めします
↓
フレッツ・ADSL利用者はフレッツ・スクェアに接続して地域IP網内の
実効速度も計測してください
↓ ↓
フレッツ・ADSL以外のサービス利用者ですか
↓はい ↓いいえ(フレッツ・ADSL利用者)
↓ フレッツ・スクェアでの実効速度とインターネット上の実効速度とは
↓ ほぼ同じですか
↓ ↓はい ↓いいえ
↓ ↓ フレッツ・スクェア > インターネット ですね
↓ ↓ これは利用しているプロバイダの回線能力に
↓ ↓ 問題があるようです
↓ ↓ 時間帯によって速度が大きく変化するならば
↓ ↓ 疑いなしです
↓ ↓ 今できることはプロバイダにクレームを入れ
↓ ↓ 回線の増速を申し入れることくらいです
↓ ↓ プロバイダの乗り換えで解決することもあります
↓ ↓
時間帯によって実効速度に大きな変化はありませんか
↓ありません ↓あります
↓ これは利用しているプロバイダの回線能力に問題があるようです
↓ 今できることはプロバイダにクレームを入れ回線の増速を申し入れる
↓ ことくらいです
↓ プロバイダの乗り換えで解決することもあります
↓
実効速度はリンク速度の80%〜85%程度でていますか
↓はい ↓いいえ
↓ ブロードバンドルータ経由の接続の場合はこれをはずして直結での計測値
↓ も確認してください(PPPoE接続の場合)
↓ ブロードバンドルータの通信能力がネックになっている場合もありカタログ値
↓ の実効速度の話半分と思えばよいでしょう
↓ PC能力が低い場合やPPPoE接続ソフトとOSの相性が悪い場合には
↓ 逆にブロードバンドルータを使用すると実効速度が向上する場合もあります
↓ これらに該当しなければLANカード等を高速なものに交換するか
↓ TCP/IPのパラメータ(MTU,RWIN値)を調整する必要があるようです
↓ こちらを参照してください
↓ これでも解決しなければプロバイダの回線能力に問題があるかもしれません
↓ この場合はプロバイダの乗り換えで解決することもあります
↓
速度に不満がありますか
↓はい ↓いいえ
↓ 確認・調整終了
↓
リンク速度自体が低いようです
距離・伝送損失に照らしてもっと速くてもよさそうですか
↓はい ↓いいえ
↓ 宅内配線・機器の配置等を工夫することで
↓ リンク速度が上がる場合もあります
↓
リンクが不安定ですか(よく切れる)
↓いいえ ↓はい
↓ 遠距離・高伝送損失ですか
↓ ↓いいえ ↓はい
↓ ↓ サービスの限界に近いかもしれません
↓ ↓ 事業者に回線調査を依頼してみましょう
↓ ↓
↓ 電話が着信するとリンクが切れますか
↓ ↓いいえ ↓はい
↓ ↓ 保安器に問題がありそうです
↓ ↓ 事業者に調査を依頼してみましょう
↓ ↓
↓ 宅内配線・機器の配置等を見直してみてください
↓ それでもだめなら事業者に調査を依頼してみましょう
↓
宅内配線や機器の配置を見直してみましたか
↓はい ↓いいえ
↓ 宅内配線・機器の配置等を工夫することで
↓ リンク速度が上がる場合もあります
↓
加入者宅までの回線に問題がありそうです
ブリッジタップの存在やISDNの干渉、AMラジオ放送電波の影響も考えられます
ブリッジタップやISDN干渉については事業者に回線調査を依頼してみましょう
その結果回線調整(有料)でリンク速度が上がる場合もあります
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